PELOGEN v2.1更新予定

PELOGEN

先日リリースしたPELOGEN2。
すごくゆっくりですが、機能追加のための開発を進めています。

プリセットモデル追加機能

今までの編集画面の「ADD」は三角形の1面を追加するだけでした。

今回の更新では「ADD」をするとサブメニューが開き、あらかじめ組まれた3Dモデルを追加することができます。

16種類用意しました。また、保存したファイルデータも追加することもできます。

光源の操作

今までの光源はスクリーン左上の位置に固定されていました。
モデルを回転させても同じスクリーンの位置に固定されたままです。
そのため背面の影になっている部分は見えていませんでした。

今回の更新で光源移動ができるようになり、影になっている面もみることができるようになりました。

影がこすぎるため暗さのレベルを1段階緩めることにしました。(最高の明るさはそのままで平均的に下がります。)

Altキーと中ボタンドラッグで光源をスライドさせます。

Z方向に移動させるときは、Z軸が画面に水平になるように、ビューを回転させてください。Shift + Alt で光源のON・OFFです。

ワイヤーフレーム

連結させた面の表示ではどこに区切りがあるのか、頂点がどこにあるのか分かりづらいことがあります。

Shift + Zでワイヤーフレーム(辺だけの表示)の切り替えをします。

三角面上の頂点の交換

どういう言葉で表したらよいのかわかっていません。

三角面には3つの頂点があります。その位置を交換(回転)させる機能です。
これによって、光のあたっている面の明るさを調整できます。

自動選択による▷印は、その三角面の中の基準頂点。座標を合わせることで、より一つの平面に見えます。

主に、複数の面からなる平面の多角形などで、法線の基準となる頂点の位置がばらつくと、平面に見えない光の分布に見えてしまいます。
(解像度の低いグラデーション)

細かな修正

mac cmdキーの有効化

macではコマンドキーが効かないため有効にします。
ctrlキーを指定すれば効くと思ってました。

メニューを開いているときにホイールでZカーソルが移動してしまう

前バージョンではメニューを開いてもホイール操作を使用しないので、Zカーソルを動かす動機は発生しませんでしたが、実は動いてしまってました。

今回のバージョンアップでプリセットモデル追加のサブメニューでモデル選択をするときにホイール操作を使うようになりました。
このときに連続でモデル追加する場合、Z位置がずれていく問題が表面化しました。

メニューを表示しているときはこの操作が行われないように修正しました。

頂点連続選択の切り替えで選べない面がある

連結した三角面を選択するときに、頂点をクリックして順繰りに三角面を選択していく必要があります。
このときに、ある条件で選べない三角面があり、この問題を修正しました。

また、三角面に属する兄弟頂点の選択をダブルクリックでしていましたが、これも同様の問題もあって困難なことが多かったため、Altキーを押しながらクリックで兄弟頂点の選択ができるようにしました。(自動選択)

データ限度判定の見直し

頂点数は間接的な限度目安で、限度に達していなくても安全に保存できない問題がありました。

頂点数の判定をやめて、BYTE数で限度判定するようになりました。
1データ244BYTE、64FACE、-15~15の座標内でデータが作成されます。

モデルがはみ出ていても編集は可能ですが、保存したときや中断したときは、はみ出た頂点が対極の位置に移動、結果的にモデルが崩れてしまいます。
BYTE数がオーバーしても同様に編集は可能ですが、保存・中断したときはオーバーした頂点、三角が欠落します。


カーソルガイドの表示

3本の破線で3次元座標カーソルに接続される形で表示されていました。
Z軸にカーソルを動かすと、中心の3D軸から離れて見えてしまいます。

線が足りなかったということで、もう二本追加したガイドになります。

また、見た目に影響しませんが、カーソルガイドと3D軸をPELOGENモデルとして読み込む方法に切り替えました。


レンダリングアルゴリズム改善

いくつかの処理を一つのループでまとめることで、14%ほど高速になりました。

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