精神的に強くなりたいと思った時

幼い頃から家庭や世間、義務教育の社会の中で真面目に勉強したり、努力すること、我慢強さを良しとして育てられました。そのせいもあってか、粘り強さを見せたり、頑張って成果が出たこと、総じて精神的な強さとして褒められるのが好きになりました。

精神的な強さは、自身に負担がかかっても耐える力、自分の身を削り相手に尽くす自己犠牲など。
やり遂げれば人として成長・成功するであろう、といった魅力的な要素として今でも思っています。

しかし、それらを長期的に続けていると、だいたい気分が落ち込んだり体調を崩すなどして「自分は何のためにこんなに頑張っているのだろう」という思考に行き着いてしまいます。

将来、人のために役に立ちたいと思い、社会に出てみたものの、勤め先の企業や仲間のために自分の健康や、時間を犠牲にして、精神を費やすほど大切なのだろうか。
反対に個人的な制作であっても、それだけが自分の人生なのか。
(現状が楽しければ全然良いのだけど)

何でも実際、なくしてしまったときに、重要性を実感します。

忍耐といった精神力に任せてばかりで、バランスが取れない事態になっていたんだと思います。

精神のバランスを取るのであれば、まだやり残していること、やりたいことがあっても、素直に休憩・睡眠をとったり、仲間の頼み事であっても断ったりする図太い精神力も欲しい。ということが言いたかっただけです。

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